2015年10月31日土曜日

Open House Dublin

毎年10月中旬にはダブリンにある公共施設や建物(私邸も含む)が一般に公開されるイベント、その名もOpen House Dublinが開催される。
おとどしは知る由もなかったのだが、
去年は開催期間の土日に照準を合わせ緻密な調査・計画をして実行をしたものだ。

今年は、来客に仕事も重なり、時間がなかったのだが去年みたく数時間も待つことはないであろう物件を絞って日曜に参戦。

Dundrumの3 Victoria Terraceにある、あるお宅を拝見。
外観はいたって伝統的なアイルランドの労働者階級のお家という佇まい。
実際、1870年代に建てられたコテージ。
これが、中にはいると「あっ!」と驚く。
伝統と新しいアイディアの融合。この「あっ!」と驚く瞬間が好き。

お宅拝見!Open Houseの青い文字が浮かぶ白い風船が目印。
建築家Sarah Lafferty氏によって設計、2006年に改装された。
吹き抜けの空間が気持ちがいい。
普通の平屋1階かと思ったら、なんと2階建て。なぜ!?
中はシンプルに白を基調とし、吹き抜け。
白い壁に白い家具。
自然光がはいって、でも照明が必要なところは品よく照らしてある。
シンプルだからこそ、飽きが来ない、そんな生活空間。
木のぬくもりも垣間見える。照明にも脱帽。
大人気のイベント。
結局ここしか行くことはできなかったけど、ダブリンの古い家を改築して新しい現代の空間を作り上げる。アイルランドのモダン建築の底力を見ることのできる。
お宅訪問はそこで生活する人の生活を想像できて楽しい。

狭い空間を見事にアレンジ。
 

☆おまけ☆
2014年Open House Dublinより。
今見返しても驚くけど、すごい勢いで5軒を回り、これでもまだまだ飽き足らず、
営業終了~!とか言われて現地に行ったのに跳ね返されたところ多々あり。
てかその方が多いかも。

①Bank of Ireland
くじに当選し、Bank of Irelandへ。見たことのない角度から街を見る。
②古くからある果物市場。
改装したらもっと面白いものができそうな果物市場。
③ダブリン市長公邸
元市長の子供さん(30歳くらい)が案内してくれて、市長の娘としての当時の様子を語ってくれた。中には小さなパブもあり。
ダブリン市公邸/Mansion House
④9/9A Aungier Street
1664年ごろからある家で、ダブリンで最も古い家と言われている。
ダブリンで最も古い家(当時の情報)
⑤北ダブリンにあるPigeon Houseと呼ばれる私邸
伝統ともモダンの融合@Pigeon House




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