あけましておめでとうございます(遅)。
ところで、
「アイルランドと日本ってどう違いますか?」とか
「最初に来てびっくりしたことは何ですか?」とか
こんなざっくりとした質問を日本人、アイルランド人問わず受ける。
赴任が2年たとうとした今でもそうだ。
今回は、メモを兼ねてこれまで感じて来たとりとめもない小さなカルチャーショック!寄せ集めの一部を記しておこうと思う。
『ここが違うよアイルランド』~一日本人の観点から~
- ATMが道端(建物の壁と一心同体)にある(パーテーション等なし)→常に危機感を感じる。
- 1つの蛇口からすごく熱いお湯と冷たすぎる水が真っ二つに分かれて流れてくる。
- 市内バスに乗ってもお釣りが出ない。2.5ユーロの運賃のところ20ユーロ札しか持ってなかったらタダで乗せてもらえる。または2.5ユーロの運賃であいにく小銭が1.4ユーロしかなくても「乗れ!」と言って2.5ユーロ分のレシートが出てくる。
- 歩行者用信号は、3秒で黄色信号になる。青信号のうちに横断歩道渡れたことは一度もない。
- スーパーでイースター用の水仙の鉢を買った。レジに持っていくと値段がわからない。レジ員曰く、「これ、あんたへのプレゼント。無料で持ってけ!」
- 何か物やサービスを褒める時、Lovely!とGorgeous!を連呼しておけば大概何とかなる。
- 自転車に乗るとき、ビジT(Visible T-shirt)をスーツでも直接着用する。チャリレーンを滑走する1列の集団を見るのが通勤時のツボ。車の中でも着用(してる人を見たことがある)。でも車走行中に速度オーバーしてる時にビジT来てる歩行者が脇に見えると「あ!Garda〔ガーダ〕※だ!」と一瞬焦る。
- アイルランド内陸(特に中部)に行く、というと浮かない顔をする。「Kerry県へ行け!」「Galwayへ行け!」
- 県や地域ごとに訛りがあるのは想像できたが狭いダブリンでさえも「ダブリン訛り」がいくつかに細分化できると判明。因みに私が住んでいるDublin 4 accentは究極のposh Englishだそう。友人に真似してもらったら、確かに違うww
- 数々の煙突は今や飾り(のところが結構多い)。暖炉を使えたとしても、使用していないときは上から風がスースー部屋に吹き込む。使ってても大して部屋は温まらない。
- 天気がどうあろうと皆カレンダーで季節を感じる。従って、どんなに冷たい風が吹く6月(夏)であっても、外でBBQをしたがる。
- 「人を誘って飲む」というとき、友人みんなを誘ってしまう。日本でいう〇〇飲み(例:サークル飲み、部署飲み、〇〇中学飲み、高校時代一緒に毎日弁当食べた人たち飲み)はおそらく機能しない。誘いたかったら、所属・出身・肩書き関係なくみんな誘う。
- 会話に隙を与えさせない。一瞬でも息をつくと話題が変わってしまう。日本でも「おしゃべり」の人はそうかも知れないけどそんな「おしゃべり人口密度」が非常に高い。
- 野菜や茹でたパスタの水を切る「ザル」がない代わりに中途半端な数の穴があいた「ザルもどき(Colander)」が存在する。
- 文房具。「かわいい柄」のノート1冊(結構厚め)9ユーロ(1300円くらい)する。ボールペンもすぐ書けなくなる。
- 基本、プレゼント用ラッピングをやってくれない。気の利いた包装紙でプレゼントを包みたいなら、包装紙(1枚4ユーロくらいする!600円。)や紙袋、リボンなどを買わなきゃならない。
- 「ファミリービジネス」が多い(印象)。会計は父、アイディアと接客は母、娘はレジ打ち、息子は在庫管理と雑用って感じ。
- 友達との別れ際、「See you later」は「それではまた後でね」ではなく「じゃあね」の訳の方が正しい。"later"は元々の感覚では日付を越さない範囲、だったけどアイルランドの"later"は1週間後もあり得るし、1か月後もあり得る。これがわかるまでかなりの時間を要した。
ということで、"Write later".
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