2013年11月22日金曜日

水を進む。 

 

趣味=カヤック。

 
アイルランドの自然を楽しもう、と
8月下旬からカヤックに出かけるのが週末の楽しみとなっている。

8月下旬の土日2日間をかけてカヤックの基本的なスキルを学び、
9月~12月の6回、カヤックをしに海や川へ出かけている。

リバーカヤックのコースに入っているため、基本的に川でやることが多い。
ダブリンの街を東西に貫くリフィ川の上流やニューグレンジ古墳の近くボイン川流域やウィックロウ山麓で行う。
緑色の木々が自然のトンネルを成し、
水面に映し出されることによってできた一面緑色の世界を突き進む
パドルで水の感覚を捉えながら水面を滑り進む。
川の水は日ごとに冷たさを増し、澄んだ空気と触れ合って流れていく。


この間、イレギュラーではあるがシーカヤックに行く人数が必要とのことで飛び入り参加した。
日本で沖縄や伊豆の海で体験したことはあるが、アイルランドでは初のためわくわくした。
Dalkeyという大好きな小さな街にある小さな港から海に出た。目指すはDalkey島。
島に渡るまでにいくつかのスキルを学びながら、近づいていく。
途中、海沿いには古城住居がいくつもあり、普段陸からは見られない秘密の景色を楽しんだ。
アイリッシュ湾岸の古城住居。

やっと上陸し、持参した軽食を食べてから散策することに。
島内には木はなく緑の芝生で覆われている。所々、地面に穴がぼこぼこ空いており、芝生に紛れてうさぎの「落とし物」があまたあった。
丘の上からは、廃墟となった教会跡を眺め、島内で最も高い位置にDalkey塔という廃墟となった塔がある
高さ2mほどのところにある入り口には鉄製フェンスがしてあったけど、みんなで力を合わせて這い上る。
Dalkey島に聳える廃墟となったDalkey塔

 塔の上からの景色は格別だった。
海岸沿いの家や対岸の丘、ウィックロー山脈とKillineyの海岸、Howth半島が澄み渡った空に浮かび上がる。
アイリッシュ湾の中心!

 知っている街の、知らない場所。
こういう冒険がたまらなく面白い。

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