2013年11月1日金曜日

くろあちあ(後半)

前回のクロアチア編の続き(後半)。
前回との更新の間に、スペインに4日間行ってきたため、
こういう記録モノは物事が終了した直後なり早めに残しておかないと、
記憶がすらすらと記録にならないな~、と痛感。

ということで、
9月の旅のノートを振り返りながら、
くろあちあ記後編の始まり、始まり。

〇5~9日目
Splitから日帰りでTrogirという世界遺産の小さな海沿いの街まで行ってきた。
バスで約40分。入り組んだ路地に生活感の溢れる街。
世界遺産の街・Trogirの路地。

街の博物館。真っ青な空が気持ちいい。




 早朝、Splitを出発し、ベネチア時代から伝わる製造法で塩を作る街・Ston経由で、最終目的地はアドリア海の真珠Dubrovnikへと向かう。
途中、右手には青い空を映し出した青い海が広がる。
田園風景も、美しい。禿げた白っぽいなだらかな岩山が印象的。
 

SplitからSton経由で最終目的地・Dubrovnikへ向かう。
 途中、ボスニア・ヘルツェゴビナに入国し、約30分走ったのち、再びクロアチア領に入る。

ガソリンスタンドみたいな検問を通れば、ボスニア・ヘルツェゴビナ。
 ボスニアを出て約20分。
一旦の目的地Stonに到着。
心が躍る田舎!海の幸も、まだ見ぬ風景へのうきうき感が半端ない。
しかし、降ろされたのは国道のど真ん中。。。
よく見れば「Ston→5km」とある。
歩けない距離ではないけど、スーツケースをゴロゴロと転がしての5kmは楽なものではない。
バスも田舎のため、時刻表もなく聞けばあと1時間くらいで来ると思われる、との返事。
本気で、人生初・ヒッチハイクをしようとしたけど、
考えてみると「行きはよいよい帰りは怖」くないか?
たとえStonへ行ったとしても、Dubrovnikでゆっくりする時間がなくなる!と思い、
約2時間後のバスでDubrovnikへもう今日入ることに・・・こんなことなら、朝5時なんかに起きる必要なかったのに・・・と後悔。
でも、遠目に「万里の長城」のような白いStonの城壁が見えただけでも、今回ばかりはよしとする。
幻のSton遠景。

どこの街でもジェラテリア多数。
1日早めてDubrovnik入りした際には、
泊まるところもないし、探そうにも着いた時にはスコールのような雨。
バスターミナルで雨宿りしているとき、運よく宿舎を決めれた。
というのも、クロアチアではSobeというアイルランドでいうB&Bのような民宿が盛んとのこと。
リーズナブルで、地元の人の家に滞在でき、ローカルライフも楽しむことができるのだ。
世界遺産・Dubrovnikに入る。

 SplitにしろDubrovnikにしろ、世界遺産の街の目と鼻の先にビーチがあり、
海水浴を楽しんだ。海は入江になっており、なだらかで、コースロープのような浮きが設置されており、ガンガン泳ぐことができた。水上から水中を見下ろしても、
推定推進10mにいる魚が肉眼で見られるほど、透明度の高い海。感動の連続だった。
城壁の裏手は岩場だけど、泳いでいる人も。

ロジャータという、カスタードプリン。美味!

ふら~っと入ったボスニア料理店。食後のコーヒーは粉っぽい。
溢れそうな9日間の思い出を携え、
後ろ髪を引かれながら、クロアチアを後にする。
上空からは、この9日間、バスや船で移動した島々、街が私の横にずっと見えていた。
青い海に、赤瓦の家々。路地を横切る子猫たち。
まるでおとぎ話のような場所で過ごした夏休み。
一言で表すと、最高!だった。
アドリア海の真珠・Dubrovnik。直行便があるのが嬉しい。
 

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