2014年3月30日日曜日

2度目のSt. Patrick's Day

3月7日(金)、アイルランドの地に足を踏み入れて、ちょうど1年が経った。
新天地で、公私共に色んな経験ができて、色んな人に出会って、自分の中にも変わった部分と変わらなかった部分が混在する。

アイルランドでのサイクルを1通り経験したことで、あとの2年間をどう過ごしたいのか改めて考えるきっかけになった今日この頃。

アイルランドで迎える当地最大のお祭り、St. Patrick's Dayが今年もやってきた(去年は、着任して迎えた2回目の週末。あの日のことがまるで2週間前に起きたことのように鮮明に思い出せるのに、時の流れは残酷に思えるほどほんとに早い!)。
この3連休がある週前後は、街にいる人々だけでなく、街全体が緑色の衣装に衣替え。


また、最大の見物(!?)パレードに限っては、今年は2か所で見物した。
もともと例年のようにダブリンのパレードには繰り出すつもりではいたが、
連休前日になってアイルランド人同僚が
「そもそもSt. Patrick's Dayというのは、大都市でわ~っとやるというよりも、もともとは各地方のコミュニティーのお祭りなんだよ」
という言葉を聞いてはっとした。
そこで、ぜひアイルランドの地方のパレードも見てみたい、と急に思い立って出かけてみた。
(日程・地理上の関係から)選んだのはCarlow
 地元の消防団やテニスや空手などのスポーツクラブ、色とりどりの「国籍」の人が集まる多国籍クラブ、イベント(ボールプール等を扱う)会社などその土地に根付く企業、民間団体など地域コミュニティーの見えるこぢんまりとしたパレードで、なかなか面白かった。

そして、ダブリンのパレード。
今年は、地元の人も驚くほど(天気がよかったせい?)例年にも増して、多くの人がのこのこ見物にやってきていたそうな。写真上のトリニティー大学・Bank of Ireland前の群衆もご覧の通り。
(去年、「来年こそは、はしごを持参するぞ!」と軽く思っていたけど、やっぱ持ってくるの忘れてた~(*´Д`)じゃあ来年は、肩車でもいいかなww)

スコットランドのバグパイプの音で始まり、太陽の男が登場したり、
アメリカからのマーチングバンドやエストニアからの一群が路を練り歩いたり、、、
あれ、あんまりアイルランド要素がないぞ!?というのも、なんか多国籍の人が住むダブリンらしかった。

その後は、St. Patrick's Day恒例になりつつある中華(そもそもこういう祝日のこのパレード後なんかでも開いてるのは、さすがの中華。)を友人と食べて、
適当にThe International Barでお決まりの1パイントのGuinessタイム。
アイリッシュ音楽の生演奏つきで、まったりな月曜祝日の午後。

これ以上街中にいるとdisasterの目撃者(あれだけの人がパブでどんちゃん騒ぎした後の街は想像に容易いと思われ。)となり兼ねないため、そのまま北上して、今年のSt.P-Dayを終えた。

本場・アイルランドでのSt.Patrick's Day、少なくともあと2回経験できるのか。
来年は、どんな気持ちでこの日を迎えているのだろう。。

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